大江 寛次郎
大江 寛次郎

スノーボードや釣りが趣味。昨年に長女が誕生し、休日は家族で一緒に過ごすことが多い。「仕事においてはコミュニケーションを大切にしています。社員同士の仲もよくて、共通の趣味を一緒に楽しんでいる人達も多いです。私も同僚と一緒に趣味に興じています」

企業説明会やOB訪問、工場見学を通じて先輩社員と接する機会があり、安全な交通や輸送を支え続ける社会的責任感と、それを誇りに働く高い志を目の当たりにしました。自分もこんな社会人になりたいという、目指すべき人物像を描くことができ、ここで働きたいと思いました。

私は入社からこれまで、三つの部署を渡り歩いてきました。最初は信号事業部の情報技術部に所属し、駅の運行表示板や空港など旅客用の案内装置の設計をしていました。そして数年が経った頃に上司から、社内制度を利用した語学留学の推薦を受けます。正直英語は苦手でしたし寝耳に水だったのですが、こんなチャンスは二度とないと考え、イギリスで半年間英語を学びました。

帰国後は、京三製品の海外進出を促す海外事業推進部へ異動になりました。技術職からは離れましたが、留学で身につけた英語力を活かし、新たなチャレンジができる環境でした。英語の書類を作成したり、海外のお客様とコミュニケーションをとったりと試行錯誤しながらも充実した日々で、ミャンマー、タイ、インドなど海外へも度々出向きました。
現在は信号事業部の技術企画部に所属し、国内・海外を問わず営業がお客様から受けた要望に対して、いかに実現するかを検討し、提案する仕事をしています。現在メインで担当しているのは、インドの貨物専用鉄道で使用する信号設備のプロジェクトです。日本の商社や、京三製作所の子会社であるKyosan Indiaと協力しながら進めているプロジェクトで、私は列車監視システムに携わっています。

打ち合わせのために現地に出向くことも多いのですが、言葉はもちろん、技術の考え方や文化も違うので、コミュニケーションにおいては難しい場面も多々あります。例えば相手の意見に同意するとき、日本とは逆で、インドの方は首を横に振るんです。私は何度かインドへ行ったことがあるので、現地のお客様と弊社の技術者の話が上手く噛み合ないときにサポートするなど、これまでの経験を活かすことができています。技術企画部の仕事は、製品の上流である設計から携わるので、ものづくりに深く入り込めるやりがいがありますし、自分の知識や経験が深まっていくのを実感しています。
これまで様々な業務に携わってきましたが、京三製作所の原点にあるのは、お客様の要望に応える真摯な姿勢だと思います。お客様の満足度を高めながら、さらに新たなお客様にも選んでいただけるように、チャレンジ精神を忘れずに技術力を研磨し続けることが、先人たちから受け継がれている私たちの使命だと言えるでしょう。実際にお客様からの信頼の大きさを実感する場面も多く「京三製作所なら何らかの解決策を出してくれるだろう」という期待も感じます。

日々の仕事で私が大切にしているのは、コミュニケーションとスピード、そして仕事の丁寧さです。多くの人と協力しながら仕事を進める中で、円滑なコミュニケーションは欠かせません。そのためには素早い対応が大切です。だからといって、仕事が雑になってしまうと関係がこじれてしまいます。社内外を問わず、色々な人の間に立って調整することが、現在の私の仕事の大きな役割。それぞれの人が想い描くゴールに気持ちよく向かえるように、最善を尽くすことを心掛けています。

製品へのこだわり

POINT
POINT
産業インフラを支える、
インドの信号設備。

京三製作所は、インド鉄道省傘下の認証機関RDSOより型式認証を受けた、日本で初めての信号メーカーです。これまでに数多くの装置がインドで稼働し、高い評価を得てきました。貨物専用鉄道のプロジェクトは、インドの産業インフラを支えるとても重要な事業。これまで培ってきた技術力と知見を活かした総合的な貢献を期待され、その期待に応えています。